My Little Pony The Movie感想
劇場版My Little Pony(以下MLP)がベトナムで公開されていたので見に行ってきました。
まさかのベトナム語吹き替えだったので、細かいところは理解できなかったので、ざっくりとした内容になります。
初めてのMLPに最適
今作はMLPが初めてでも全く問題なく楽しめるシナリオでした。
TVで放送されている作品の劇場版は2パターンあります。
新規でもわかりやすいもの・既存ファン向けのものです。
今作は完全に前者です。
キューティマークやエバーフリーフォレスト、ナイトメアムーンといった単語は全く出てきません。(エレメントオブハーモニーすら…)
ストーリーはMLPの王道でした。降りかかるトラブル、意見の対立、思いやりの大切さ、ピンキーパイの暴走など…
劇場版だからとガラッと雰囲気が違ったりしないか心配でしたが、完全に杞憂でした。
MLPがファンから愛されているのは、各キャラの個性、細かい世界観といった魅力的な要素が大きいでしょう。
こういったバックグラウンドはTVシリーズで長い期間をかけて説明されてきました。TVではシーズン7を継続中。総話数は150を超えています。これらをさすがに1話から見るのは厳しいです。
今作の位置づけとしては「劇場版が面白かったからTVもみてみようかな?」という層を取り込むための作品でしょう。
既存ファンはちょっと残念かも
新規に優しい作品ということで、既存ファンからすると本作は物足りなく感じると思います。(両立できないので仕方ないところではありますが)
キューティマーククルセイダーズたちポニービルの住民や
シーズン5から追加されたキャラであるスターライトグリマー
外伝であるエクエストリアガールズの主役サンセットシマー
こういったキャラは全く出番がありませんでした。
お祭り感でいえば第100話のほうがあったと思います。
外伝とのクロスオーバーや既存キャラ大集合といった部分を自分は期待していたため、そこは少し残念でした。
MLP劇場版作成発表から公開までが長かったので、余計に期待値が上がっていたのかもしれません。
これまでMLPに触れたことない人に見て欲しい(日本で公開されたら)
日本のMPLの展開なんとかならんのか…